デフリンピックは明日から開幕!

いよいよ東京2025デフリンピック11月15日(土)より26日(水)まで開催されます。前回、このブログでも触れましたが、デフリンピックは聴覚障がいのある人たちの国際的なスポーツ大会=オリンピックなのです。本家オリンピックと同じように4年に1度、夏季大会と冬季大会がそれぞれ開かれます。ルールはオリンピックとほぼ同じですが、耳の聞こえない人のために様々な工夫がされています。

そのひとつに応援方法があります。スポーツ大会でよくある「ニッポン、チャチャチャ」は聴覚障害の人には届きにくいもの。そこで視覚に訴えるサインエールを送り、デフアスリートたちに目に見える形で応援を届けるのです。「もっと応援を感じ取れたら力になる」「声援はうれしいが、声や拍手はあまり伝わらない」といったデフアスリートらの声をきっかけに、東京都と文化・芸術の世界で活躍する日本の聴覚障害者らが作ったそうです。静かだけど熱い応援は、きっとアスリートたちに届くはず。

Practice Film|『サインエール』 ~デフアスリートに届ける新しい応援スタイル~

また、東京2025デフリンピック日本選手団が着用する公式ユニフォームのデザインは、パリ 2024 オリンピック・パラリンピック TEAM JAPAN オフィシャルスポーツウェアのポディウムジャケットで採用したカラーやグラデーションを再現しており、袖には「TEAM JAPAN」のワードマークを使用しているそうです。2022年ブラジル大会では、金12個を含む過去最高の30個のメダルを獲得した「チーム・ジャパン」。地元の観客から送られるサインエールを追い風に、大舞台でのさらなる活躍を期待したいところです。
障害福祉サービス事業所のコローレとしては、聴覚障害だけではなく障害を持つ人すべてが胸を張って笑顔で過ごせる社会を熱望しています。頑張れ、ニッポン!

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