日本財団は障害のある人の家族(親・兄弟等)を対象に「親なきあと」に関する意識や不安、具体的な課題、将来に向けた準備状況、求められる支援等を明らかにする事を目的として、全国規模のオンライン調査を実施しました。これは2月10日に公表されたもので、全国初のオンライン調査だったそうです。
今回の調査では「親なきあと」のキーパーソンとして「当事者の兄弟・姉妹」を想定している家族が30.5%と最も多く、一方で「まだ決まっていない/わからない」とする回答も約30%を占め、「親なきあと」の不安や課題が親族間で長きにわたり引き継がれる構造も明らかになったと報じています。
調査の結果、①障害者の「親なきあと」に不安を感じている家族は85.5%、重度知的障害者の家族では92.5%が将来に対して強い不安を抱えている。②約4割はその時の備えが着手できていない。準備の内容として35.9%が「預貯金・生命保険・信託等の資金面」中心との事。遺言書やエンディングノートの作成、成年後見制度の活用、住まいや生活体制の検討等、法的・生活面の具体的な備えについては、十分に進めにくい状況が伺えました。その他にもいろいろな課題となるポイントが挙げられていますので、日本財団→ニュース→2026.02.10「親なきあと」問題に関する家族の意識・実態を調査をご覧ください。詳細な調査結果のPDFもアップされていましたよ。
コローレでも過去に近隣の事業所と協力して「親なきあと」を想定した講演会をファイナンシャルプランナーの鹿野佐代子先生をお招きして開催した事がありました。そして現在、コローレを利用している方、ポルトに入居している方にとっても、将来的には切実な問題となるのです。障害者を子に持つ親として「何ができるのか、何を残してやれるのか」は大きなテーマと言えます。障害福祉サービス事業所であるコローレ・ポルトは、内容的に関われる事は少ないかも知れません。どのような手助け(支援)ができるのか、考えてしまう調査結果でした。


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