福岡県中間市にある障がい者福祉サービス事業所コローレ生活支援員の下津です。旦過市場がまた炎に包まれるという痛々しいニュース。昭和14年から小倉の街を見守り続けたあの「小倉昭和館」まで焼失してしまいました。支援員の個人的な大先輩でもある俳優の故・高倉健さんのお手紙も残念ながら行方が分からなくなってしまったようです。
小倉昭和館では、「戦後77年“今”戦争と平和を想う特集上映」中ですが、想いはずっと繋いで参ります。9月3日〜16日当館で上映予定の『長崎の郵便配達』を8月12日(金)14:30〜、16:25〜に特別上映致します!心より皆さまのご来館をお待ちしています。#長崎原爆の日#長崎の郵便配達 #戦後77年 pic.twitter.com/bzImnlRpqK
— 小倉昭和館 (@showakan) August 9, 2022
コローレ清掃チームと旦過市場
旦過市場周辺が大きな火災に見舞わるというショッキングなニュースが飛び込んできたのが今年の春のことでした。それでも夏を迎えるころにはその傷も徐々に癒え、市場も活気を取り戻しつつありました。まさに「さあこれから」というタイミングでまた…
旦過市場といえば北九州市民の台所。コローレの清掃チームにとっても旦過市場の看板は週に3度は目にする馴染みの場所です。コローレが清掃を担当しているマンションの上層階に上がれば、旦過市場が眼下に広がります。今回の火災翌日のお昼ごろに見ると、まだ消防による放水が続いていました。その光景にただただことばを失いました。失われたものがあまりに大きくて…。
いつまでも
旦過市場一帯の再整備がはじまっていたことをご存じの方はいらっしゃると思います。今回の火事に負けることなく、復興の道を進んでいってくれるものだと信じます。ただ、たとえ新しくなったとしても「あの感じ」は戻らないかもしれません。それでも私たち一人ひとりは心の中にあの「旦過市場」「小倉昭和館」の思い出をずっと刻み込んだままでいたいと思います。
コローレでは障害を持つ者もそうでない者も平等で誰一人取り残されない世界を実現するために、この先も「もったいない」を活かした活動を続けます、就労継続支援(A型・B型)の作業や共同生活援助事業所についてのお問い合わせ、また施設見学や体験利用はいつでも受け付けています。お気軽にお尋ねください。
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