今週の「いいことさがし」（就労継続支援事業所コローレ）

福岡県中間市にある障がい者福祉サービス事業所コローレ生活支援員の下津です。ようやく春めいてきました。移動の車窓から見える皿倉山の緑が色濃くなり季節の移ろいを実感します。さて、今週、みなさんにはどんな「いいこと」がありました？今回はコローレ利用者の「いいこと」のお話です。

作業の振り返りは「よかったこと」から

以前、ご紹介したコローレ清掃チーム。都度、作業を振り返りますが、「よくできた！」ことからはじめてもらいます。そうしないとメンバーは「反省点」ばかり口にしてしまいがちです。なにがうまくいかなくて次はどうすればよいかを考えるのと同じくらい「これがうまくいった」と実感するのも大事ですよね。

今週の「いいこと」

話は変わって先週土曜日。始業前に支援員は利用者一人ひとりの顔色を見て体調などチェックします。ですが朝はいつも曇った表情のメンバーが少なくなりません。そこで今週の「いちばんよかったこと」を順番に発表することにしました。

A：ハッピーターンの包み紙でレアなものが出た
B：子どもたちとウォーキング。成長を感じた
C：ガチャガチャで木彫りヒグマ(ミニ)が出た
D：ホークスが昨日の試合で勝った
E：シフトどおりに出勤できている
F：配偶者が70歳になるので夫婦でお祝いした
G：スクワットの自己ベスト更新（140kg）
新人職員：利用者の作業を経験して意外に「難しい」と感じた

いつもは表情が乏しいメンバーがうれしそうに「木彫りヒグマ」とつぶやくのでみんなの表情はあっという間に晴れ渡りました。なんと多様性に満ちた発表でしょう！